モーツァルト(1756-1791)

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DVD 輸入盤

『ドン・ジョヴァンニ』全曲 ベヒトルフ演出、エッシェンバッハ&ウィーン・フィル、ダルカンジェロ、フリッチュ、他(2014 ステレオ)(2DVD)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2072738
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明


ザルツブルク音楽祭新制作のダ・ポンテ三部作
ダルカンジェロの魅力が炸裂した『ドン・ジョヴァンニ』


2013年より開始されたザルツブルク音楽祭新制作のスヴェン=エリック・ベヒトルフ演出によるダ・ポンテ三部作の連続上演。2013年の『コジ・ファン・トゥッテ』に続く上演で、2014年は『ドン・ジョヴァンニ』。
 この映像で圧倒的な存在感を見せるイルデブランド・ダルカンジェロのドン・ジョヴァンニ。ダルカンジェロは、現在世界で最も人気のあるバス・バリトン歌手のひとり。ダルカンジェロはこれまでに何度もドン・ジョヴァンニを歌ってきており、分厚い響きと艶やかな歌声、抜群の演技力で聴衆を魅了しています。日本では2015年9月の英国ロイヤル・オペラでその歌唱を聴くことができるでしょう。スヴェン=エリック・ベヒトルフの演出は、密会に使われているのはホテルという設定で、時代は読み替えているものの自然な舞台を作り出しています。また他のキャストも素晴らしく、『コジ』に続いての登場となるルカ・ピサローニは軽妙かつ色気のある美声で好演。まだ20代ながらドラマティックな歌声を持つアネット・フリッチュ。ドン・ジョヴァンニとの対決で迫力の歌声を聴かせたトマス・コニェチュニーなど若手中心のキャストですが、配役も見事にマッチして聴き応えがあります。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』全曲


 イルデブランド・ダルカンジェロ(バリトン/ドン・ジョヴァンニ)
 アネット・フリッチュ(ソプラノ/ドンナ・エルヴィラ)
 トマス・コニェチュニー(バス/騎士長)
 ヴァレンティーナ・ナフォルニータ(ソプラノ/ツェリーナ)
 ルカ・ピサローニ(バス/レポレッロ)
 レルケ・ルイテン(ソプラノ/ドンナ・アンア)
 アンドリュー・ステイプルズ(テノール/ドン・オッターヴィオ)
 アレッシオ・アルドゥイーニ(バス/マゼット)
 ウィーン・フィルハーモニア合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)

 演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ
 収録時期:2014年8月
 収録場所:ザルツブルク音楽祭(ライヴ)

● 特典映像:ビハインド・ザ・シーンズ

 収録時間:180分
 画面:カラー、16:9
 音声:PCMステレオ、DTS 5.1
 字幕:英独仏伊西中
 NTSC
 Region All

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読み替えや時代の置き換えは好きではないの...

投稿日:2015/10/15 (木)

読み替えや時代の置き換えは好きではないのですが、これは面白いと思いました。  演出の意味が解らないところがありましたが、或る方のブログを読んでナルホド、と納得。  なにしろ女声陣が美形ぞろいなのが嬉しいですが、歌唱も十分。 男声陣もドン・ジョバンニもさることながら、レポレッロが良いですね。 指揮のエッシェンバッハは代役だったわけですが、では、これがメストだったらどれくらい素晴らしかったのか?と考えても、ひどく残念ではないように思います。  「20世紀の音楽家」だからか、テンポや間のとり方もまったく違和感なく聴けて、 メストやガッティ、パッパーノよりもむしろ良かったのじゃないかな、などと思いながら聴きました。  音も映像もよく、歌も演奏もよく、筋も面白いので繰り返しみてますけど、この演出は、大人向けですね。  舞台も、場面転換がないから、ストーリーを知ってる人でないと、訳わかんないような気も。  それより日本語字幕がないのが残念で、BD商品としてのお勧め度はビミョーな気がします。 

TOCHIPAPA さん | 広島県 | 不明

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ベヒトルフの演出はいかにも「青臭かった」チ...

投稿日:2015/08/01 (土)

ベヒトルフの演出はいかにも「青臭かった」チューリッヒ時代のものより遥かに良い。セットとしては奥に階段のあるホテルのロビーを一貫して使うが、黒子役のホテル従業員たちが小道具を用意し、また片づけることによってスムーズに舞台転換する。マゼット/ツェルリーナを従業員同士のカップル、他の人々は泊まり客にすることによって、このような現代化演出では失われがちな、元の設定にあった平民/貴族の身分差を保存しているのも、なかなか秀逸なアイデア。工夫の行き届いた、とても器用に作られた舞台ではあるが、クーシェイ、グートという最近二つのザルツブルクにおける『ドン・ジョヴァンニ』演出(これが全部、映像ディスクで見られるというのも、凄い時代になったものだ)に比べると、強烈なインパクトには欠ける。 ダルカンジェロ、ピサローニ、コニェチュニの低声陣は盤石。ギャラントな色男で押しの強さも申し分ないダルカンジェロはシェピ以来のドン・ジョヴァンニ像の一典型だろう(もちろん多様な解釈の余地がある人物で、ハンプソンもマルトマンも私は好きだが)。対する女声陣は若い美人揃い。なかでも達者な演唱をみせるフリッチュのドンナ・エルヴィーラが出色だ。ドンナ・アンナは声自体はやや非力だが、演技を含めた役作り(彼女もドン・ジョヴァンニが忘れられない)はなかなかうまい。ツェルリーナは可愛く演じられているが、欲を言えばもう少し「したたかさ」が見えると良かった。一番問題なのはエッシェンバッハの指揮。確かにウィーン・フィルを気持ちよく弾かせているが、前の二人、ハーディング、ド・ビリーに比べると最も微温的だ。これでは今秋のウィーン・フィル来日公演も大いに懸念される。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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